【特典航空券】日本人客はエアカナダ日本支社に見下されている!?一番後ろしか座席指定させてもらえない謎。

こんにちは、モチ子です。
最近JGCプレミアやSFC取得のおかげで、すっかり海外旅行ブームの我が家。ステータス取得のお陰で、海外旅行へ行くのは勿論、目的地に着くまでラウンジや飛行機に乗るのまで楽しみになってしまいました。そんな私達が選んだ次の旅行先はカナダです。

ワンワールド系航空会社でカナダに行きたい!

SFC取得済みなのでスターアライアンス系航空会社でもOKですが、ここは可能であれば夫のJGCプレミアのステータスを満喫したいところ。という事で今回のカナダ旅行に関しても、第一選択に上がったのは勿論ワンワールド系航空会社の運航便です。ちなみにワンワールド系航空会社の一覧は以下の記事に記載があります。

ワンワールド系航空会社のうち、日本(東京)からカナダ(今回はトロント)に向かう事が出来る航空会社は以下の通り。
・キャセイパシフィック(香港経由)
・JAL(バンクーバー経由でトロント行きは他社便)
・アメリカン航空(シカゴやニューヨークなど経由) 等
今回は貯まったマイルを特典航空券に変えて旅行をするつもりで、特典航空券のルールとして「遠回りするルートの場合、一度に発券は出来ない」というルールがあります。
特典航空券
したがって、香港経由のキャセイパシフィックの場合、東京→香港→トロントという通しの発券は不可です。東京→香港、香港→トロントの2ルートで分ければ、特典航空券を発券する事は出来ますが、そうなると余計にマイルを使う事になってしまい勿体ない、という事で却下。

またJAL便についてはバンクーバー経由でトロントに向かう事になりますが、バンクーバーからトロントへ向かう場合にはスターアライアンス系のエアカナダもしくはLCCのWEST JET(アライアンスへの所属はなし)を使う必要があり、ワンワールド系の航空会社運航便で向かう事は出来ません。そんなにワンワールドに拘るのであればバンクーバーに行けば良いのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれないですが、今回の目的は東海岸方面へ向かう事なのでそれは論外です。

次の候補はアメリカン航空です。アメリカン航空であれば最終目的地のトロントまで全てワンワールド系航空会社運航便で向かう事が出来ます。ただし出発まで半年近く残っているにも関わらず、なぜかアメリカのいずれの都市からもトロント行きの空席はなし。候補ルートとしては最有力候補でしたが、こちらは行く手を阻まれる形となりました…。

悪魔のささやき、ロンドン経由でカナダ入り

これまで東回りのルートばかり考えていたのですが、ここで急に浮上したのがブリティッシュエアウェイズ・JAL(ロンドン経由)で行く案です。このブリティッシュエアウェイズ・JAL、ロンドン行きはエコノミークラスは勿論、ビジネスクラスも楽々予約が可能。半年前というのもあるかもしれないですが、長距離の路線でここまで楽に予約が出来るなんて…ロンドンにはブリティッシュエアウェイズのファーストクラスラウンジもあり、夫のJGCプレミアのステータスがあれば私も同伴者として勿論入室が可能。…行きたい!ロンドン経由悪くないかも…。

以下の画像はJALのビジネスクラスの空席カレンダーです。ロンドンだけ何故かめちゃくちゃ空いてるんです…!(世界情勢の影響でしょうか?経由だけであればそこまで気にしなくてもOKでしょう)
ブリティッシュエアウェイズ

ロンドンからトロントまでもブリティッシュエアウェイズがあるので、それで行けばばっちり!こちらもビジネスクラスが空席あり!天国ですね!
ブリティッシュエアウェイズ

しかしながらここで先ほどの特典航空券のルールを思い出します。この遠回り禁止ルールがある為、東京→ロンドン→トロントまでは通しで特典航空券を取る事が出来ません。
特典航空券
東京→ロンドン、ロンドン→トロントと2つに分けて特典航空券を発券する事は出来ますが、航空券が2つに分かれてしまう事で、ロンドンで再度チェックインをし直す可能性が出てきます。実際にやった事がないのではっきりは分かりませんが、ロンドンで一度預けた荷物を受け取って、再度ブリティッシュエアウェイズのカウンターで預けなおすという手間が発生する可能性があります。

というか、手数料で8万円!?何の8万円!?…特典航空券使わずに普通に購入しても変わらないんじゃ…せっかく貯まったマイルが勿体ない…。
特典航空券
すべてワンワールドの特典航空券で発券した場合、ロンドンでチェックインをし直さなければいけない手間が増えるのに加え、何故か手数料が8万円もかかる…。特典航空券でロンドンまでビジネスクラスで行けるのに加え、ラウンジへ入れる事は確かにアドバンテージではありますが…うーむ。

でもよく考えれば、往復でロンドン経由にした場合には、復路でロンドンのファーストクラスラウンジへ入る事が出来ます。という事はロンドン?トロントの往復便はスターアライアンスでも問題なし!SFC(スターアライアンスゴールドメンバー)のステータスも持っているので、別のラウンジに入れるので、その方が却っていいかもしれません!

という事で、スターアライアンスで行ってみる事にしましょう。エアカナダ便ですが、こちらもビジネスクラスの予約が可能で、手数料航空旅客税が結構お高いですが先ほどの半額以下(34,080円)。天国!
エアカナダ
ここでふと我に返ります。ファーストクラスラウンジやビジネスクラスに舞い上がっていたものの、東京からロンドンまでの飛行時間が12時間、そこからトロントまで移動が7時間半。移動だけで20時間。
更に東京?ロンドン(往復)の特定航空券発券に必要なマイル数は11万マイル、ロンドン?トロント(往復)が8.8万マイル。二人で行った場合、合計で39.6万マイル。ハワイへビジネスクラスで5回往復できるマイル数に匹敵します…勿体ない…。

という事で、泣く泣くワンワールド系航空会社でのカナダ旅行を諦め、スターアライアンス系航空会社での東京?トロント便を予約する事に決めたのです…。

楓のトレードマーク、エアカナダ便を予約

東京からトロントへの直行便はエアカナダ便しかありません(2017年10月現在)。
スターアライアンスのマイルで特典航空券を発券する事にし、ANAのホームページから予約。残念ながら行きの飛行機はエコノミークラスしか空席がないようでしたが、帰りはビジネスクラスの空席あり。行きは体力も残っているだろう、という事でこの検索結果を受け入れ、航空券を発券しました。
エアカナダ 予約
いつものように座席指定をしようとすると…
エアカナダ 予約
なぜか行きのエコノミークラスの分だけ座席の指定が出来ない…。 こんな画面が出てしまいました…。
エアカナダ 予約
これはANAのホームページから予約しているから?エアカナダのホームページから予約すれば予約が出来るのでしょうか…?

ANAのホームページには予約番号というものが記載されているので、まずそちらを控えます。
エアカナダ 予約
amadeus e-itrというウェブサイトにANAの予約番号と氏名を入力すると、eチケットを確認する事が出来ます。予約番号の欄にエアカナダの予約番号が記載されています。
エアカナダ 予約
エアカナダの予約番号をエアカナダのホームページに入力します。
エアカナダ 予約
入力すると以下の画面に切り替わり、予約内容が表示されます。座席を指定するには、「seat selection tool」という箇所をクリックすればOK。
エアカナダ 予約

もう一度予約番号と苗字を入力します。
エアカナダ 予約
これで座席指定が出来るはず!…あれ?予約の内容を変更するには、エアカナダの予約センターへ連絡するようアラートが出てきちゃいました…。
エアカナダ 予約

エアカナダ 日本支社へ連絡してみる

予約変更するためには連絡するようにアラートが出たわけですが、連絡先は以下の通り。そう、ご覧の通りメールでの受付窓口は一切なく、電話するしかないようです。
2017-09-24_21h05_50
本社に連絡した方が話が早い気がしたので、本社へ連絡しようとしたのですが、国際電話となり、またいつも海外に電話をかける際に使っているLINE電話は何故かエアカナダのデスクにつながらず…仕方なく日本支社へ電話連絡してみる事にしました。

上級会員であれば専用のデスクがあるので話は別ですが、ANAやJALなど日本本社のエアラインの通常の予約デスクは回線が込み合っている為に、電話をかけてもかなりの待ち時間が必要となりますが、エアカナダ日本支社へは一瞬でつながります

担当の方へインターネットでは座席指定が出来ない旨を伝えると、驚きの答えが返ってきました。
座席指定は空港でのチェックインの際に可能でございます。今は取り急ぎ、廊下側か窓側のいずれがご希望かだけお伺いしております。」

え?なんて言いました…?一瞬耳を疑いました。こんなに座席が空いているのに、廊下側か窓側かの希望しか叶わないなんて。そんな事ってあり得るんでしょうか。
エアカナダ 座席指定
モチ「インターネットで見ると、どの座席もかなり空いてるんですけれど…」
すると、なぜか電話相手の座席指定が出来ないと言っていた日本支社の方が一転。
日本支社「後ろ側の座席なら可能でございます。」

インターネット上ではエコノミークラスの前側の座席も空席がある事を伝えるものの、その段階で指定が出来るのは後ろ側の座席(本当に一番後ろ)のみで、エコノミークラスの前側の座席は搭乗当日に空席がある場合に、カウンターで指定が出来るとの事。しつこく聞いたものの、これ以上の対応は不可との一点張りの為、仕方なく後ろ側の座席を指定し電話を切りました。

カナダ本社に電話成功…前側の座席は指定できるのか?

夫に先ほどの日本支社の電話対応結果の話をすると、かなり納得いかない様子。もしかしてカナダ本社に直接電話すれば指定が出来たりするのでは?という事でLINE電話以外の他の方法で国際電話をする方法を模索する事に。普通の電話回線で国際電話をするのはかなり高額になるので、今度はSkype電話で国際電話を試してみる事にしました。

LINE電話の時にはダイアル後真っ黒になってしまった画面ですが、今度はすんなりとつながりました。
まずは言語を英語とフランス語の中から英語を選択し、その後も「予約に関する内容」などいくつか問い合わせ先を選び、電話がオペレーターへ繋がるのを待ちます。

電話をした時刻は日本時間で夕方の16時ごろ。カナダの現地時刻だと場所によりますが、どの場所でも真夜中です。それにもかかわらず、回線はかなり混雑しているようで、アナウンスでは15分~20分程度の待ち時間と言われます。

待つこと予想よりかなり長時間となった40分ほど。ようやくカナダ本社のオペレーターへつながります。

モチ「(英語)インターネットで座席指定が出来なかったので、座席指定をお願いしたいんですが…」
オペレーター「OK、予約番号教えて下さい~」

予約番号を伝えると…
オペレーター「殆どの座席が空いてますね。どこの座席がいいですか?」
モチ「では、前の方の廊下側の座席って指定できますか?」
オペレーター「OK!」

やっぱり座席指定できるんじゃん…!日本支社の対応なんだったんだ…。
ちなみに既にバツ印がついている席は足元のスペースが広めの席であり、電話をすれば指定は可能だったものの、プラス120ドル(約10800円)がかかるとのこと。普通のエコノミークラスなのに、足元が広々しているだけで追加料金なんて…払う人いるんでしょうか…?
エアカナダ 座席指定
ということで、カナダ本社に電話をすればあっけなく座席指定は完了。待ち時間は長かったものの、電話自体は5分もかからず完了しました。

インターネットからも、日本支社への電話からでも出来なかった座席指定ですが、カナダ本社に電話をすれば簡単に指定をしてもらえるようです。(日本支社への電話でももう少し粘れば、もしかすると指定も出来たのか、もしくは日本支社にはその権限すら与えられていないのか…。)
エアカナダ航空券発券において、インターネット上で座席指定不可のアラートが出てしまった場合には、エアカナダへ電話するしかないようですが、その際には可能であればカナダ本社へ直接連絡をした方が話がスムーズなようです。

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