【旅行記】一生に一度は見ておきたい!ノイシュバンシュタイン城を見てきた!

こんにちは、モチ子です。
今回はドイツといえば「ノイシュバンシュタイン城!」とお答えになる方も多い名所のお城に行った話です。
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ロマンティック街道のフィナーレを飾るノイシュバンシュタイン城

ノイシュバンシュタイン城と同じく、ドイツの観光名所として有名なのが「ロマンティック街道」。ロマンティック街道は古都・ヴェルツブルクからアルプスのふもとの町・フュッセンに至る約350kmの街道です。 ロマンティック街道とは元々「ローマへの巡礼道」という意味で、よく使う「ロマンティック!」という言葉とは関連はないようです。正直なところ、バスから眺めるロマンティック街道は「牧草地の中にある農道」という感じで、どこがロマンティックなんだろう…?と思ってしまいましたが、「ローマへの巡礼道」であれば納得です。
ノイシュバンシュタイン城へは、ミュンヘンもしくはフランクフルトから鉄道やバスで向かうことができるようですが、ドイツに一切の土地勘もないため、今回は観光バスで行くことにしました!

ベルトラで観光ツアーを予約

今回の旅行ではベルトラから観光ツアーを予約しました。ベルトラは現地オプショナルツアー専用の予約サイトなので、今回の私たちの旅行のように旅行会社が運行しているツアーではなく、個人旅行で行く場合には便利です。今回はハピタス経由でベルトラを予約しましたので、ポイントもゲットできました。(ポイントの付与率は2018年1月時点で以下の通り。)
ベルトラ
今回参加したのは、「ノイシュバンシュタイン城、リンダーホフ城、ヴィース教会&オーバーアマガウ散策日帰り観光ツアー」という、日本語ガイド付きのツアーです。年末年始の時期でツアーの催行があるか心配なところでしたが、人気のあるツアーとのことで予約時点でツアーの催行が確定していました。

ツアーへ出発!

出発はまだ朝早く7時頃です。冬季だったのもあってか、まだ夜中のような感じでした。
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ミュンヘン中央駅構内で待ち合わせ。待ち合わせ場所にたどり着けるか、ガイドさんに会えるのかとても不安だったのですが、待ち合わせ場所に行くと何十人もの日本人観光客がおり、迷うことはありませんでした。

ドイツ旅行
ドイツ旅行
暗闇の中バスに乗り、出発です!!ドイツらしくバスはメルセデスベンツで、結構座席のスペースが広く席もふかふか。長時間の移動でものんびり過ごせそうです。
ドイツ旅行

怪しい日本語を聞きながらノイシュバンシュタイン城へ

ノイシュバンシュタイン城まではバスで2時間ほど。今回はツアーだったので、ツアー会社がチケットも手配してくれていました。人気の観光地らしく、チケットは入場時刻も決まっているため、その時間を目掛けてお城まで向かわなければいけないとのこと。

この日のツアーのガイドさんはドイツ在住の日本人女性。もちろん日本人なので、日本語での説明なのですが、日本語がなんだか怪しい…。ミュンヘンの歴史やロマンティック街道、そしてドイツの生活についてまで幅広くお話をしてくれるのですが、如何せん日本語が独特。理解は何となく出来るのですが、一生懸命聞かないとちょっと分からない…(芸能人でいうと滝沢カレンさんのような感じ…?)。

接続詞が明らかにおかしい。すべての接続詞が逆説の「が(しかし)」。
文章を切らずに全て「…が…、…が…、…が…」と延々と話が続いていきます。役立つ話をしているとは思いますが、謎な接続詞のせいで、全く話が入ってきません。そんなおかしな日本語に気を取られていると、いつの間にか外も明るくなってきました。
ロマンティック街道
ミュンヘンはあまり雪がなかったのですが、ロマンティック街道を進んでいくとどんどん雪が深くなってきました。外気温も0度。なかなか冷えますね。
ノイシュバンシュタイン城

バスに揺られること合計2時間ほど。ようやくノイシュバンシュタイン城のふもとまで到着です!!雪景色の中にお城がわずかに見えます。
ノイシュバンシュタイン城

ノイシュバンシュタイン城までは体力勝負!?

ノイシュバンシュタイン城のふもとまではバスで到着できましたが、これからは歩いてお城まで向かいます。歩く以外にも馬車でお城まで向かう事はできますが、馬車は結構行き来しているようですが不定期にやってくるために、時間が全く読めません。
ちなみに馬車は有料(上り 6ユーロ、下り3ユーロ)。
日本語が不思議なガイドさんに「上りはお高いのです、帰りを馬車にする方がおすすめです~」と謎な接続詞付きで、さりげなく上りの馬車案の選択肢を消去されたため、同じツアーで来たお客さんと一緒に徒歩でお城まで上る事に。

ノイシュバンシュタイン城
ふもとにはレストランやお土産屋さんが立ち並んでいます。お城への入場時刻も迫っていたため、寄り道は一切せずせっせと上まで登ることに。
ノイシュバンシュタイン城
ノイシュバンシュタイン城とは別の方向にホーエンシュヴァンガウ城が見えます。こちらのお城はノイシュバンシュタイン城を建てたルートヴィッヒ2世が幼少事態を過ごしたというお城です。黄色っぽい色のお城で、真っ白な雪景色の中では存在感があります。
ノイシュバンシュタイン城
こちらは馬車です。登りはお高いせいか、それとも時間のせいか、あまり乗っている人がいない気がします。
ノイシュバンシュタイン城
歩く事15分~20分。結構な坂道を登ってきました。目の前にノイシュバンシュタイン城が見えますが、お城の入り口まではまだ時間がかかりそうです。ここまで登ったところでプニ男は汗だく。おそらく外気温は0度を切るくらいだったかと思いますが、汗かきの夫は汗だく(ちなみに私はちょうどよかったんですが…。暑がりの人って大変ね…)
殆どのレストランはお城のふもとにありますが、一つだけお城の手前にもレストランがあります。ガイドさんによるとお値段もお手頃のようなので、時間があればここでご飯を食べるのも良いのかも。
ノイシュバンシュタイン城
これがノイシュバンシュタイン城です!天気もあまり良くなかったので、写真映え要素ゼロ…。というか登ってくるまで疲れた…。
ノイシュバンシュタイン城
ちなみにノイシュバンシュタイン城の中は写真厳禁!ということで今回は外側の写真しかありません!!皆さん、ごめんなさい!中身が見たい方は現地にぜひ行ってみてください~!

ノイシュバンシュタイン城は有名なドイツの観光地であることもあり、耳に当てる音声ガイドを使ってお城中を見学します。
このノイシュバンシュタイン城、ルートヴィッヒ2世によって19世紀に建築されたお城。お城は要塞や宮殿として作られる事が多いようですが、ノイシュバンシュタイン城はそういった事は一切考慮されず、ルートヴィッヒ2世の趣味で居住用に作られたもの。
ルートヴィッヒ2世はロマンティックな趣味があったようで、お城の中はかなり煌びやか。かなりの数の絵画が飾られていたり、お城の中なのに鍾乳洞のような場所があったり。また夜行性のルートヴィッヒ2世はろうそくの光が好きだったらしく、シャンデリアにライトではなくろうそくが使われているのですが、ろうそくが多すぎるために、実際には使われなかったとか…。また飾られている陶器がマイセンの一点物だったりと、兎にも角にもゴージャス!「すごい」としか言葉が出てこないですが、居住スペースとして実用性はゼロ。趣味を追い求めるのもいいけれど、ちょっと(いやかなり?)変わり者だったのかな~と思ってしまいました…。

下山まで一苦労

ルートヴィッヒ2世のゴージャスなお城の見学は1時間ほどで終了。すっかりお腹も減ってしまったので、お土産を買ったあとはすぐにお城のふもとにあるレストランに行くことに。
行きで体力をかなり使ったので下りは馬車に乗ることに。
雪の中馬車を待ちます。登りで見かけた印象だと馬車は10人くらい乗れる感じで、その時点で私たちの前には12,3人の人が並んでいました。なので2台目の馬車には絶対に乗れるはず!馬車もそれなりに走っているので、長くても10分くらい待てば馬車に乗って、ぬくぬくしながら下山出来る…はずでした。

待つこと5分ほど、ようやく1台目の馬車が来ました。ぬくぬく馬車に揺られながら山を下りることが出来る!と喜んだのも束の間、なぜか私たちの前の中国人系の家族が2倍ほどの数に増殖!そして後ろからやってきたアジア系の観光客がごく自然に私たちの横を通過し、馬車に乗っていきます。

…ええええええええ…こんなにナチュラルに横入りってありですか…?もしや横入りのプロですか?

ナチュラルに横入りをしたアジア系の観光客でいっぱいになった一台目の馬車は出発。次の馬車もやってきましたが、私たちの前の中国人系家族が増殖したため、私たちの前に並ぶ人の数は、明らかに当初より多くなっています。ツアーなのでバスの出発時間はあらかじめ決まっており、このままだとお昼抜きになる可能性を懸念し、馬車に乗ることは諦め、徒歩で下山することにしました…。

ただ帰りは坂道を下るだけだったので、足元が悪いことさえ我慢すれば、10分くらいでふもとまで到着。横入りにイライラしながら馬車を待つよりも、時間的にも、精神衛生的にも歩いた方がよさそうです。

ドイツ料理に舌鼓!めちゃくちゃ美味

ふもとに付いたところでご飯です。事前のインターネット情報によると、 お城の近くには大したレストランはないとのこと。ただこの日は一日中ツアーで、ここでお昼をとらないと食事をする場所がないため、たまたま前を歩いていた日本語が怪しいツアーガイドの方が入ったレストランと同じレストランに入ることに。

お水は有料です。

ノイシュバンシュタイン城
ドアを開けてすぐの席に座ったため、寒くて仕方がない…。店員にそのことを訴えるも、あっけなく却下。凍えながらご飯を食べることに。

お水よりもビールの方が安かったかも…。
ノイシュバンシュタイン城
ドイツといえばソーセージ!そしてジャガイモ、ザワークラウト。ドイツ名物を一気に味わえるようなメニューです。ソーセージはパリッとしており、ポテトは程よい塩気。そしてザワークラウトの酸味がソーセージとよく合う。

ノイシュバンシュタイン城
ドイツのパスタ?小麦を丸めて作ったと思われる、もっちりしたパスタと上にかかっているたっぷりの濃厚なチーズが合う!上に乗っているのはフライドオニオンですが、混ぜて食べると食感が良いです。
ノイシュバンシュタイン城
正直ドイツ料理ってそこまで期待していなかったんですけれど、めちゃくちゃ美味しい!ドイツ料理を食べるために旅行に行くのもありなんじゃ…と思ってしまいました。
今回入ったお店はこちら。

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オススメのメニューでしょうか…中に入れば英語のメニューも用意されていました!
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ドイツの旅!ロマンティック街道を巡る

このツアーの一番の目玉、ノイシュバンシュタイン城をあとにし、ツアーはほかのロマンティック街道のスポットを巡ります。

ヴィース教会

ユネスコの世界遺産にも登録されている教会で、雪原の中に現れます。ノイシュバンシュタイン城を見たあとだったので、正直地味!!!ヨーロッパの田舎にありそうな、普通の白い教会です(地味すぎて写真も撮っていない、とりあえず入り口部分。地味。)
ヴィース教会
…と思ったのですが、 中に入るとめちゃくちゃゴージャス!装飾がとても素敵ですね。
ヴィース教会
ヴィース教会
ノイシュバンシュタイン城がある、フュッセンからバスで向かう事が出来るようですが、乗り換え等あって大変そうなので、ツアーで行くのがおすすめです。

リンダーホーフ城

こちらもノイシュバンシュタイン城を建てたルートヴィッヒ2世が造らせたお城ですが、外観は地味。
リンダーホーフ城
残念ながら中の写真はとれないのですが、こちらも見た目の地味さ(失礼)とは裏腹に、ヴィーナスの洞窟があったりと、かなりゴージャス!さすがルートヴィッヒ2世です。
今回は冬季に行ったのでお城の中のみしか見ることができませんでしたが、夏であればお城の庭園内にある施設の見学もできるようです。次はぜひ夏に行ってみたいですね。

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