こんにちは!punioです。
今回はドイツのミュンヘンにある「ミュンヘンマリオットホテル」に宿泊してきたので、ホテルの様子をご紹介したいとおもいます。
目次
ミュンヘンマリオットホテル
ミュンヘンマリオットホテルのアクセスについてまずは紹介したいと思います。ミュンヘンの中心駅の北側であり、ミュンヘン国際空港とミュンヘン中央駅の間位のところにあります。ちなみに、ドイツでは「地名+中央駅」という駅名が結構多くあります。Hbf(ハウプトバーンホーフ)と省略されて記載されていることもあります。
最寄駅は地下鉄U6のNordfriedhofという駅から徒歩7分なので、駅から歩きでも問題なさそうですね。
ミュンヘン国際空港からミュンヘンマリオットホテルへ移動してみた
この日の状況をまず説明すると、羽田からフランス・パリシャルルドゴール空港へ。
普通であればフランクフルト経由にしますが、今回はために貯めたJALマイルを使ってファーストクラスを予約したんです。ファーストクラスはパリかロンドンにしか飛んでないのでパリ経由となったわけです。この特典航空券は、戻る方向には利用できないルールになっているのでパリからミュンヘンまでのチケットを通しで購入することはできないんですよね。つまり、羽田→パリとパリ→ミュンヘンをそれぞれ購入することになります。
通しのチケットであれば乗り継ぎ時間はあまり気にする必要はありませんが、バラバラで購入した場合は乗り遅れ厳禁です。乗り遅れたらミュンヘン行きのチケットは購入しなおさなければいけません。なので、JALが遅れるというのは考えにくいですが、万が一のことを考え十分な乗り換え時間を確保したんです。その時間なんと約5時間・・・。
しかも、JALグランドホステスから「受託手荷物がミュンヘンまでスルーで届くように設定しましたが、パリで搭乗する飛行機に荷物が載るか念のため確認してください」と言われました。意味が分からずチェックインカウンターとファーストクラスラウンジで何回か聞いたところこのような理解に・・・。
「パリで搭乗する飛行機に私たちの受託手荷物が搭載されたかどうかを確認すればいい!」
エールフランスラウンジで、ひたすら荷物搭載されましたか????と聞いたのですが、答えは「まだですね。」という回答ばかり。しつこく聞きすぎて最後の方は相手にされない・・・。これって、本当に荷物出てくるんですかね?あー心配だわ。
パリからミュンヘンへは1時間35分のフライト。到着したのが夜の22時35分・・・。
バッゲージクレームで待つこと数分、ファーストクラスプライオリティタグが取り付けられた私たちの手荷物と無事再会したときはちょっとうれしかったですが、ここから公共交通機関を利用してホテルへ向かう体力は残っていません・・・。初めての街を夜中にスーツケースをコロコロしながら歩くのも何となく怖いですよね?
実は、乗り換え5時間を利用して地球の歩き方を端から端まで読んでいたのです!(普通は旅の出発前に読みますよね)
これだけでは暇つぶしできず、エールフランス無料Wi-Fiを利用してタクシーについていろいろ調べました。それによると、手荷物をトランクに入れると手荷物料・チップなどいろいろな追加料金が発生する模様です。
これは面倒うぅ・・・
現金も最低限しかもっていないので、タクシーが現金のみだったらもう最悪・・・。
こんな時に使えるのが「Uber」。あらかじめ料金の目安が出るし、支払いはクレジットカードのみ。チップもいらない?ようなので楽々です。さっそくミュンヘン空港に到着後アプリを起動します。Amazonで購入した現地SIMを挿入しているのでWi-Fiを気にせずアプリを利用することができるのです!
我々のタクシーカモーン! しかしここで問題発生・・・
Uber「SMSで電話番号承認をします」
初めてUberを使ったので見慣れない表示です・・・。現地SIMはデータ通信のみの物でSMS非対応。やべー終わった・・・さっき見かけたタクシーの列に並ぶしかないか・・・
せっかくのUberを使うチャンスなのに・・・
こんな時にふと思いついたのです!
現地SIMでテザリングして、日本で使っているスマホでUberを利用する。ということを。海外SMSという一体料金がいくらかかるのか不明なものを利用するので、若干怖いですがタクシー料金より安いのは間違いない!
スマホを何とか操作すると、ちゃんとSMSが届きました。流石ドコモのスマホ。ちゃんと通信出来てよかったー。無事タクシーを呼ぶと、メルセデスベンツに乗ったモハンマド(ドライバー)が現れました。
Uberならスーツケースをトランクに入れても料金変わらず、行先はすでにドライバーのスマホに表示されているので会話もほぼ無し。真夜中の高速をメルセデスベンツEクラスがビュンビュン飛ばします。流石ドイツ。いい車乗ってますなー。乗り心地抜群です!
ドライバーがホテルを通過しましたが、Uターンして何とか無事到着!
実際は夜なので真っ暗です。アイボリー色のタクシーを横目に黒塗りのメルセデスがエントランスに横付けします。荷物をトランクから出してもらってお礼を言うとすぐに去って行っちゃいました。チップを渡すタイミングを逃したー。
支払金額は48.42ユーロ。タクシーより安いと思われます。一般的には50~70ユーロらしいので・・・。
フロントへ向かうと、Mr.punioようこそ。と熱い歓迎が・・・。ちなみに年末に行ったので、クリスマスは少し過ぎていましたが、まだまだ大きなクリスマスツリーが飾られており、夜中にも関わらずモチ子のテンションも上がっているようです。
最後のチェックインだったんでしょう。マリオットゴールド会員の特典であるラウンジ利用券などを受け取り部屋へ向かいます。
お部屋の予約はデラックスルームからオールインワン・ビジネス・ルームに1ランクアップグレード。違いはWi-Fi無料くらいで後は特に違いはありません。
大きいベッドが2つ並んでいるツインタイプのお部屋です。安定のふかふか加減。
枕は追加オーダーしておいて、自分の好きな高さに調整することができます。
大型液晶テレビがあるので、枕を背もたれにしてみることができますが・・・。英語とドイツ語ばかりで全く面白くない。こんな時は世界のNHK。シンガポールへ行った時にNHKが放送されていて感動したのを思い出したのでチャンネルを変えてみますが、NHK現れず・・・。
ミュンヘンマリオットでは受信していないようです。
窓際にソファーもあってお部屋はかなり広め!大きなスーツケースも楽に広げることが出来ました
コンセントは現地仕様のみ。ユニバーサルコンセントはありません。香港の時はユニバーサルコンセントを販売していましたが、ミュンヘンマリオットには無いようです。
ミニバーには常温の水がありますが・・・有料です!
以前別のマリオットホテルに宿泊した時にはペットボトルの水が置いてあったので、それが普通だと思っていましたがどうやらちょっと違うようです・・・。危うく開けるところでした。
フリーのドリンクは、コーヒー、紅茶・ハーブティです。紅茶はアールグレイだと嬉しいんですが、今回はイングリッシュブレックファスト。後で頂きたいと思います。
冷蔵庫の中にもオレンジジュースやアップルジュースなど置いてありますがもちろん有料。スニッカーズは甘党の私は大好きなんですが、さすがに夜中なのでがまん我慢。
開かなくなる金庫
クローゼットの中にはアイロン
靴磨き
プラスチックバックなど、ビジネス用品が用意されています。
こちらが金庫です。
海外で貴重品を管理するのに欠かせないのが金庫。さっそく詰め込みます。金庫って頑丈なので中が意外と狭くなっているんですよね。モチ子の旅ノート(A4サイズ)を入れたらぎゅうぎゅうに。何とかロック成功! っていうか、ノートって金庫に入れる必要あったのか・・・?
こういうものはちゃんと開くか確認する必要があるので、閉めたばかりだけどさっそくオープン・・・オープン!・・・・・・オープン!!
あれ・・・なんかおかしい・・・。
ピッピッピッピッ
金庫「エラー」
えっ、マジで!金庫開かなくなることってあるの?
大切な旅ノートが金庫に閉じ込められてしまったため、モチ子はショックそうに開かない金庫の扉を何度もガチャガチャしていますが、この日はもう遅いし、幸いなことに本当に大切なものは入れてなかったので(モチ子にばれたら怒られる…)、暇になった時に開けてもらおうとモチ子をなだめ、眠りにつくことに。金庫の扉は全く開かないので、ある意味最も安全な金庫と化しました。
翌日、スタッフを電話で呼んで作業してもらうことに。
スタッフの方は真剣に開けようと作業をしています。中にはモチ子の旅ノートのみ。スタッフに知られるとなるとちょっと恥ずかしい・・・
苦戦すること数分。無事金庫オープン! 中からモチ子のノートがちらっと顔を出します。
スタッフの方よ。早く帰っておくれ。もう金庫開いたんだからいいでしょ。
スタッフの方はなぜ開かなくなったのか原因を追究しています。
何度もモチ子の旅ノートと金庫の関係を調べています。あぁー早く帰っておくれよ。金庫にノート入れてる人なんて世界中でもモチ子だけでしょ…。どうせならもっと貴重品らしい貴重品を入れたときに開かなくなってくれればよかったのに・・・。
スタッフ「このノートが金庫のふたを中から押してて、ロックを開ける時にロックが引っかかって開かなくなってるよー」
ノートを金庫に入れてる変な奴って絶対思われたわ。これ。
原因を究明したスタッフは満足げに戻っていきました。そして旅ノートが無事戻ってきたので、妻・モチ子も満足げです。…ふぅ。変なことをした時に限って問題発生するんですよね。冷や汗ですわ。
カクテルタイムのクラブラウンジへ
旅ノート金庫事件で冷や汗をかいた後は、カクテルタイムのクラブラウンジへと向かいます。やっぱりドイツに来たからにはビールですよね。ビールの国らしく、ビールはビールサーバーとボトルの両方があります。
手動タイプのサーバーの真ん中におじさん?がいますねー
ビールを注ぐ方たちを見守ってくれています。
右側の瓶をよく見ると・・・おじさん?発見!きっと有名な方なのでしょう
ビールは透き通った黄金色で、日本でよく見るタイプとそっくりです。味は・・・やっぱりビールでした。色々な種類のビールがあるので好みのビールを探す旅も面白そう。
ビールのほかにアルコールはワインもあります。
ソフトドリンクもおしゃれなサーバーがあります。
左側には見たことのある瓶が・・・。これは冷蔵庫に入っていたオレンジジュースとリンゴジュース。ペプシもあるので、冷蔵庫の飲み物を飲むことはなさそうです。(どうしても飲みたかったら近くのスーパーで入手すればOK)
食事はチーズやハムはもちろん、ポテトニョッキのようなものや、サーモンのトマト煮のようなものもあります。
サーモンのトマト煮がとても美味しかったのですが、行く時間が遅めだったせいか、どんどん片づけられ、お代わりはできませんでした。温かい食べ物は早めに撤収されるようです。
朝食ブッフェ
ミュンヘンマリオットホテルの朝食は、クラブラウンジになっていたレストランで提供されるようです。マリオットゴールド会員であれば、朝食なしの安いプランで予約していても無料で朝食を食べることができるんです。
早速レストランへ向かいます。
入り口で部屋番号を伝えて、お食事とご対面ー
様々なパンがあります。デニッシュ系と硬いパン系がやはり多いですね。日本でも柔らかいパン代表の食パンがありますが、食パンの種類ってそんなにないですよね。やはり、デニッシュ系や硬いパンでバリエーションを増やしている感じでした。
ハム・サラミ・生ハムです。レモンやピクルスがあるのでいい感じに自分で味付けできそうです。流石マリオット。肉の種類が多い!それにしても、レモンって丸ごと置いてあるんですよね。これって食べていいのか悩みますが、食事の台の上に置いてあるからきっと大丈夫。
スライスされたチーズとブドウです。よくチーズとブドウってセットになっているのを見かけるんですけど合うんですかね?
焼き立てのパンケーキとワッフルがあります。おしゃれな木の板の上に載っていました。
温かいオートミールには、いろいろなトッピングができます
エッグステーションはよく焼かれたオムレツを作っていただくことができます。
お待ちかねのソーセージコーナー
ミュンヘン名物の白ソーセージ・燻製されたソーセージ・焼ソーセージがありました。ここで絶対食べたいのは白ソーセージ。何といってもミュンヘン名物ですからね。横にある甘いマスタードを忘れずにとりましょう。
カリカリベーコン
ヨーグルトコーナーのそばにミツバチの巣が丸ごと置かれたハチミツがありました。写真は残念ながら結構取られた後。でも下にたっぷりハチミツが流れ込んでいました。もちろんここから取って食べることもできます!
ヨーグルトの種類も豊富
サラダとスモークサーモンコーナー。サーモンだけでなくニシンもあります。ヨーロッパはニシンをよく食べるんですかね。
こんなところにプレッツェルが。木にかけてあるので見逃すところでした。
ぷりぷりの白ソーセージ。皮をむくとふわふわの中身が出てきます。甘いマスタードとふわふわのソーセージが意外と合うんです。真ん中の燻製されたソーセージは日本でもよくあるソーセージ。パリッとした食感です。そして奥の焼ソーセージが、「ニュルンベルガーソーセージ」というニュルンベルク発祥のソーセージです。硬めの食感でハーブが良く聞いた濃い目の味付けでした。
これらの肉類はパンにはさんでもOK。というか、そうやって食べるんですかね?
肉・プレッツェルと交互に食べるといい感じ。マフィンやシナモンロールは結構甘めでした。
ワッフルはサクサクでメープルシロップをかけるととっても美味しい!
エッグステーションのオムレツ。形は似てますがやはり日本の物がおいしいですよね。
コーヒー・紅茶類は豊富にあります。コーヒーはマシンを置けばある程度のバリエーションを作ることができますが、紅茶は茶葉にかかっているのでこのように種類が豊富にあるのはうれしいですよね。
チェックアウトでトラブル発生
3泊4日のミュンヘン観光時に利用したマリオットホテルともお別れの時がやってきました。フロントでチェックアウトの手続きをします。
punio「チェックアウトお願いしますー」
若葉マークスタッフ「朝食3回分込みで70,000円でーす」
punio「はーい」SPGアメックスを差し出す・・・。
あ、あ、あれっ?
予約したときは46,800円だったはず。しかも、マリオットゴールド会員のため朝食は無料で頂くことができます。
punio:予約確認書を差し出す・・・
若葉マークスタッフ「えっ、あれっ?」
慌てるスタッフ。
我々の空港行きのバスの時間が迫ってきます。
おーい。早くしておくれ・・・
なかなか処理が進まない様子と若干イライラする私たち。
そこで、朝食が無料になるとどのくらいお得なのかを計算してみました。
朝食込みの宿泊費:70,000円
朝食無しの宿泊費:46,800円
差額:23,200円(1回1人当たり3,866円)
となりました。
SPGアメックスは年会費が約3万円とちょっと高額ですが、朝食代23,200円が無料になったので年会費はかなり回収できました。さらに、夜のカクテルタイムもしっかりした食事が用意されているので、合計3万ほどは食事で頂いたと思われます。つまり年会費の元は取れたと思われます。
つまり、これから先1年間はホテルを利用するたびにお得になるということです
やっと処理が終わり、差額を返金してもらえることになりました。いつも予約確認書を持っていきますが、いつも使わないので(パスポートを見せればチェックインできるし・・・。)いらないかなと思いがちでしたが、やっぱり持って行った方がいいみたいですね。
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