モチ子です。
シンガポール滞在2日目です。前回の記事はこちら。
目次
滞在2日目
私たちの今回のフライトは以下の通り。
往路 JL037 羽田→チャンギ 10:50→17:05
復路 JL036 チャンギ→羽田 22:25→6:00
シンガポール滞在二日目はシンガポールに丸一日いられる事が出来る唯一の日です。この一日にどれだけ行動できるかが今回の週末海外旅行の要となります。
シンガポールといえばマーライオン!!
まず一日目に滞在していたシェラトンタワーズシンガポールから次のホテル・JWマリオット・ホテル・シンガポールへ移動します。JWマリオット・ホテル・シンガポールでの滞在記は以下の記事をご覧ください。
JWマリオットシンガポールホテルに行く前に、シンガポールといえばシンボルともいうべきマーライオン!という事で、荷物を持ったままマーライオンパークに行く事にしました。ちなみにこのマーライオンですが、「世界3大がっかり」として有名ではないでしょうか?
ただ「がっかり」スポットだったのは昔の話のようです。かつて設置場所に橋が建設された影響を受け正面から見られなくなったり、またポンプの故障によって口から水が出なくなってしまったり、という事があって「がっかり」スポットとして任命されてしまったようですが、2002年に設置場所が今の場所になり、口からお水もちゃんと出るようになってからは、観光客でにぎわうスポットになったとの事です。
私たちがマーライオンパークに行った日も公園内は観光客でにぎわっているものの、何かがおかしい・・・あれ???
なんと、マーライオンがメンテナンス中です。更に残念な事に私たちの滞在中にメンテナンスは終わりそうもありません…。
仕方ないので子マーライオンを見る事に。
ちなみにマーライオンのメンテナンスはたびたび行われているようです。
メンテナンスに関する情報はこちら(JTB my bus)でご確認ください。
名物・カヤトーストで地元の朝食を楽しむ
マーライオンの工事でがっかりした後はホテルへチェックイン。JWマリオット・ホテル・シンガポールから徒歩5分程度のところにシンガポール名物・カヤトーストのお店があるとの事で、ホテルへのチェックイン後すぐに向かってみます。
ちなみにカヤトーストやカヤジャムとは…?(以下wikipediaより引用。)
カヤトーストはマレーシアやシンガポール(つまりマレー半島の先端部)においては有名な料理である 。 これらの地域でカヤトーストは朝食の定番となっており 、朝食を販売する店でも売られている。カヤが塗られているトーストだからカヤトーストと言うのであって、カヤが塗られているのは必須なのだが、これに加えて、時々バターやマーガリンも同時に塗られる場合もある 。 なお、カヤトーストはマレーシア人やシンガポール人にとって朝食の定番ではあるものの、別に朝食として食べるものだと決まっているわけではなく、1日中好きな時に食べられている。また、マレーシア人やシンガポール人は、カヤトーストをしばしばコーヒーや紅茶と共に食べる 。
カヤジャムは、ココナッツミルクと、カモの卵、または、ニワトリの卵のいずれかの卵とを使って作られる。ただし、より甘くするために、砂糖が加えられることもある。
時刻はすでに10時半すぎ。ホテルを出て大きな道路を逆側に渡ったところに今回のお目当てのお店があります。
喜園珈琲店でふわふわの厚切りカヤトーストをいただく
「珈琲店」と名乗っているため、喫茶店を想像していたのですが…なんか違います。地元の方々が賑わう大衆食堂のような感じです。あまりにも事前の想像と違っていたため、一度店の外に出て看板を確認してみるも、やはりこのお店のようです。
レジのところで注文をして席に座ります。ここでも注文をする際に「コウチャ?サトウ?」と聞かれました。よく日本人観光客が来るんでしょうね~この日はとても暑かったのですが、アイスコーヒーはあってもアイスティはないようで、ホットティが出てきました。
周りを見渡すと地元のお客さんは皆、ホットティやらホットコーヒーを飲んでいます。暑そう…そしてどうやらアイスコーヒーはホットコーヒーに氷を入れたもので、生ぬるいです。味の方は何も言わなかったからか、劇甘。
続いてお待ちかねのカヤトースト。このお店のカヤトーストはふわふわの厚切りトーストが特徴のようです。シンガポールに行ってこのカヤトーストにハマる日本人は多いようですが、ここのふわふわのカヤトーストならば日本でも流行る気がします。パカっとトーストを開いてみるとバターがたっぷり。Wikipediaに記載があった通り、地元の方は朝ごはんだけではなく一日中食べる事があるようですが、これなら納得。お菓子にもばっちりです。
喜園??店(YY Kafei Dian)
住所:37 Beach Road #01-01
営業時間:7:30-22:30
シンガポール・ラクサに舌鼓を打つ!
シンガポールといえば「ラクサ」という方も多いのではないでしょうか?最近ですと日清のカップヌードルからシンガポール風ラクサが発売されていたり、インスタントのものがカルディで売っていたりと日本でもすっかりおなじみの麺類です。
このラクサですがカトンラクサと呼ばれており、有名店はカトン(Katong)というエリアに軒を連ねているようなので、そのエリアまで足を伸ばしてみます。
カトンエリアへ
現在カトンエリアへは地下鉄延伸が予定されている(2023年完成予定)ものの、地下鉄(以下MRT)は走っていません。そこで今回は最寄の駅(Paya lebar(パヤレバ)駅)までMRTで向かい、その後無料シャトルバスでラクサ激戦区のカトンモール近くまで向かう事にしました。 ちなみにこのカトンモールですが、正式名称は112カトン。カトンモールというのは古い名前で、地元の人に「カトンモール」と伝えてもあまり通じませんでした。
無料のシャトルバスは15分おきに出ており、時刻表は以下の通り(祝日も同じ時刻表)。
上段の時刻(Paya Leber MRT)がMRTの駅から112カトンに向かうバスが出る時刻表、下段が112KatongからMRTの駅に向かう時刻表となっています。 Paya Lebar駅のバス乗り場については下の画像の駅名の下に小さく記載(和訳:出口Aから右手に行った先、Eunos Road8付近)があるのですが、2017年2月現在Paya Lebar駅は工事中のため別の場所、Paya Lebar駅のタクシープール付近からバスが出ています。
また別のモールに行くシャトルバスも同じ乗り場(2017年現在ではタクシープール付近)から出ているので注意が必要です。112カトンに行くバスにはちゃんと「112Katong」と書いています。
バスに揺られること20分程度。112カトンに到着です。
しかし私たちの目的はこのショッピングモールではありません。ラクサです。このモールを通り過ぎ、お目当てのラクサへ向かいます。
人気店 328カトンラクサにて念願のラクサを堪能!
大きな通りを渡ると人気店の登場です!!ちゃんと日本語で「人気の店 328 カトンラクサ」と記載されていますね。
注文方法はレジで直接です。レジに向かうと「ラクサ?」と聞かれるので頷きます。この日他のラクサの食べ比べをする予定だったので、二人で一つを頼んだのですが、まったく嫌な顔はされませんでした。
注文して席に着いたところですぐにラクサが出てきました。注文してわずか2,3分後!!早すぎる!このラクサですが蓮華で食べるもののようで、お箸はついていません。ちなみにラクサを一つしか頼んでいなかったのですが、蓮華が二つ必要である事を伝えると難なく二つもらうことが出来ました。
このラクサ、かなり辛いもののあっさりしていて美味しい!あっさりしているもの中に入っているシーフードのだしが効いていて、さすが名店の味です。さらに辛くなりますが、別添えのパックに入っている辛味ペーストを入れると更にコクが増して美味しいので、辛さがいやでなければ入れるのがおススメ。
328 Katong Laksa
住所: 216 East Coast Rd, Singapore Katong, Singapore
営業時間:8:00~22:00
マリンパレードラクサで2つ目のラクサを堪能
続いてのお店は「マリンパレードラクサ」というお店です。このお店ですが、先に訪問した328カトンラクサのお店とは通りを挟んで反対側の、ROXY SQUAREというビルの中にあります。
ビルの中に入ると商店街のようになっているのですが、その中のフードコートのようなところの一角にこのラクサのお店があります。
このお店は1日目に行ったホーカーと同じで、お店の近くに席をとったところで、店員さんがどこからともなく現れ、注文をとってくれました。待つこと5分程度。先ほどのお店よりは少し時間がかかった気もしますが、ラクサが登場です。ラクサが登場したところでお会計をします。
こちらのラクサはココナッツスープが効いており濃厚。辛さはそこまでではなく、クリーミーなスープがとても美味しいです。辛党の私としては初めに行った328 Katong Laksaの方がおいしかった気がしますが、夫はこちらが好きだったようです。
今回も二人で一つを頼みましたが、特に難なくシェアができました。蓮華は一つしかついてこないのですが、ここでも「もう一つくれますか?」と伺うと快くもらう事が出来ました。
Marine Parade Laksa (The Original Katong Laksa)
住所:50 East Coast Rd., #01-64 Roxy Square, Singapore
営業時間:8:00~19:00
今回のシンガポール旅行は2月だったものの南国シンガポールらしく、かなり蒸し暑く、二人でシェアをしたもののラクサを2杯いただくと汗だくです。もう少しラクサを食べ比べてみたかったところでもありますが、口直しにデザートを食べたい気分になった私たちは次のお店へと向かいます。
シンガポール人気のスイーツ店で優雅な気分に
この日の予定は「ラクサ食べ比べ」しかなかったので、デザートが食べたくなるだなんて全く想定していなかったのですが、たまたま112カトン近くにスイーツ店があるとの事でさっそく行ってみる事に。こちらのお店、112カトンから通りを挟んで反対側にあります(328カトンラクサと同じ通り沿い)。Ninethirty by Awfully Chocolate(ナインサーティ バイ オ―フリー チョコレート)というチョコレート専門店です。お店の中に入るとチョコレートの良い香りがします。トリップアドバイザーによると結構混雑している事が多いようですが、この日はお昼過ぎに来店したこともあってか、すんなり席に案内してもらえました。
ブランチメニューもあるようですが、この日はすでにラクサ2杯を食べた後だったので、もちろんスイーツを注文します。
こちらがデザートのメニュー。メニューはすべて英語です。
夫はSuper Stacked Chocolate Cake(ダークチョコレートファッジが積み重ねられたケーキ)、そしてawfully chocolate milk(チョコドリンク)を注文。チョコレートケーキは見た目はとってもあまそうですが、ダークチョコレートだからか甘さは控えめです。チョコレートファッジがもっちりしており、チョコレートもあっさり。甘さが苦手な方は食べやすいかもしれないですが、ショコラティエだからと濃厚なチョコレート感を期待していた私たちとしてはちょっとがっかりな味でした。
続いてチョコドリンクです。とりあえず見た目が想像と違いすぎ、運ばれてきた時には何かの間違いかと思いました(笑)味はあの「ミロ」にそっくりです。チョコレートドリンクというよりも薄いココアのような感じです。こんなにミルク感いらなかったなぁ…
続いて私が注文したのはホワイトチョコレートクレームブリュレです。こちらは上の二つと異なり、文句なしの美味しさ!ホワイトチョコレートの濃厚さの中にしっかりとバニラの香りがあり、かなり美味しい。クレームブリュレにコーヒーを頼んだのですが、本当に幸せなひと時でした。
お会計は二人でおよそ40ドル程度(日本円:約3200円)。日本でも雰囲気が良いスイーツ店は同じくらいの価格帯でしょうか…?屋台や先ほどのラクサは日本よりも安い気はしますが、コンビニやこういった雰囲気のよいレストラン等については、物価はそこまで変わらないようですね。
Ninethirty by Awfully Chocolate
住所:East Coast Road 131 East Coast Road Singapore
営業時間:
月~木: 12:00 – 23:00
土: 9:30 – 1:00、日:9:30 – 23:00
金および祝前日: 12:00 – 1:00
Website:Ninethirty by Awfully Chocolate ※すべて英語
お店とは全く別の話ですが、チョコレートを食べ終わってお店の外に出ると、かなり強い雨が降っていました。シンガポールは雨がよく降る、と聞いた事があったのですが、本当でした。ショコラティエに入る時は晴れていたのですが、ものの1時間ほどでこんな雨に…。 (ちなみにこの後1時間ほどに雨はやみました。)
シンガポールといえば、チキンライス!
少し買い物をしたりしたり、ホテルのラウンジで休んだ後はチキンライスのお出ましです。チキンライスの本場シンガポールには数多くチキンライスの名店が存在するようですが、今回は泊まっていたホテルの近くにあったレストランへ行ってきました。
写真を見てぎょっとした方がいらっしゃるかもしれないですが、店名が卑猥です…。
お店に入った時間は大体18時ごろ。かなり混雑していましたが、ちょうど空いた席があったためそこに通してもらえます。店内は随分と雑然とした感じで、注文したものの本当に注文したものを出してもらえるのか心配になってしまうほど。
実はすでにホテルのラウンジでお酒を飲んでしまっていたため、ビールを勧められたもののここではノンアルコールを頼む事に。お茶を注文すると暖かいお茶がジョッキで出てきました。ちなみにお茶は無料でした。
シンガポールを旅行されたブログ情報をもとに、「ジャスミン」と注文してみたんですが店員さんの反応は無し。もう一度「ジャスミンティー」というと、うちのお店にはジャスミンティーはないよ。ウーロン茶ならあるよ。とのことで、ウーロン茶を頼みました。日本人客も多いようで、グリーンティー(緑茶)もあるとのことです。
お茶を飲んでいると次々と注文したものが運ばれてきます。ちゃんと出てきて一安心です。
豆苗の炒めものです。ニンニクが効いていておいしいです。
続いて待っていました!チキンライスです。ちなみにこのチキンライスですが、メニューのどこにも載っていません。メニューにはないのですが、「チキンライスをください!」と伝えると想像通りのものが登場しました。
ちなみにご飯とチキンは別に運ばれてきます。ご飯はシンガポールらしくジャスミンライスです。
このチキン、しっとりしていておいしい!チキン自体に味ほとんどついていなかったため、一緒に運ばれてきたソースをお好みでつけて食べます。生姜、チリソース、ダークソイソース(黒しょうゆ)です。ダークソイソースは甘めの醤油で、生姜と合わせて食べると美味しい。日本人の口にもよく合う味なのではないでしょうか。
今回のシンガポール旅行では、他のお店のチキンライスを食べていないので比較が出来ませんが、とても美味しい、おすすめできるチキンライスでした。
津津餐室Chin Chin Eating House
住所:19 Purvis Street
営業時間:7:00-21:00
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイでゴージャスな気分を味わう
チキンライスを堪能した後はMRTに乗ってガーデンズバイザベイ(植物園)まで行く事にしました。最寄駅のベイ・フロント駅で降りると、マリーナベイサンズ(ホテル)へ入る事が出来るので、ホテルの中を少し探検してみることに。このマリーナベイサンズですが、外から見るとこんな感じの超有名なホテルです。テレビ等で見たこともいらっしゃるのでは?
地下鉄の駅からホテルの中に入ると、かなりゴージャス。
ホテルの外にあるエレベータで連絡橋があるフロアまで上がり、マリーナベイサンズまで行きます。ホテルの正面玄関を出て右へ曲がると、このエレベータがありました(写真ぶれていますが…)。
ホテルはやっぱりバブリーな雰囲気です。
連絡橋を渡ると植物園が見えてきます。これは圧巻です。ちょっとバブリーな雰囲気ですが、輝くネオンがとっても美しい。
連絡橋からはホテルもきれいに見えました。
ガーデンズバイザベイに入ると庭に何かがいます…最近沖縄に行きすぎたせいかシーサーにしか見えません・・・
中に入るとかなりゴージャスな雰囲気です。このガーデンズバイザベイは植物園ですが、雰囲気は植物園というよりもゴージャスなアミューズメントパーク。ここまでネオンが輝いている植物園も中々ないでしょうし、何よりも本当に綺麗。子供でも大人でも楽しめる場所ではないかと思います。
ネオンが輝く植物園を抜けるとドーム型の建物が見えてきますが、21時には閉園してしまうようで一足遅く入場できませんでした。ドーム型の建物(フラワー・ドームとクラウド・フォレスト)は入場料が必要なようですが、今回は無料の場所のみ見学してみました。無料の場所だけでも十分楽しむ事が出来ました。
ネオンが輝く植物園を十分楽しむ事が出来たので、帰路につく事にします。ガーデンズバイザベイに向かう時は連絡橋から行きましたが、帰りは地下鉄の駅へ直接つながっている連絡通路を使って帰ります。地下に向かうエスカレータがあるのでまずはエスカレータに乗って地下へ。
長い地下道を抜けると地下鉄の駅です。
地下鉄に乗ろうとしたところでチケット売り場に長蛇の列が出来ている事に気が付きます。先述の通り、ドーム型の建物の営業時間は21時までなので、同じくらいの時間に帰る人がかなり多い様子です。ガーデンズバイザベイに行く前にチケット買っておけばよかった・・・
列に並んでいると突然やってきた駅員さんに「どこまで行くの?」と聞かれます。駅名を伝えるとチケット代わりに紙を1枚頂きました。内容を確認すると「混雑のためチケットが買えなかった」という旨が記載されています。乗車駅ではこの紙で乗って、降車駅で降りる時に運賃を払うというシステムのようで、列に並ばずに地下鉄に乗ることが出来ました。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ Gardens by the Bay
住所:18 Marina Gardens Drive
営業時間:5:00-2:00
9:00-21:00( フラワー・ドーム、クラウド・フォレスト、OCBCスカイウェイ)
滞在二日目 感想
朝から晩まで観光をした二日目。ご当地グルメから観光名所まで楽しむ事が出来ました!シンガポールは国土全体の面積が東京23区と同じくらいの大きさという事で、もちろんまだまだ観光が出来ていない素敵なスポットは沢山あるとは思いますが、有名どころの観光が出来たので大満足です。
朝から晩まで観光をし続けたわけですが、途中ホテルのラウンジで休みながらの観光だったため、あまり疲れる事もなく楽しむ事が出来ました。充実した旅行をするにはどの観光スポットに行くのかも大切ですが、それと同じくらいホテル選びも重要なのだな、と感じました!
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