こんにちは、モチ子です。アメリカに行く時に搭乗したNH2便(成田→ワシントン・ダレス)について紹介します。
目次
成田→ワシントン・ダレス空港
NH2便は成田国際空港からワシントン・ダレス空港までを就航しており、2019年1月現在毎日運行しています。ちなみにNH1便は逆航路のワシントン・ダレス空港から成田空港へ向かう便です。
「1便」というのはその航空会社のシンボル的な路線にするようです。航空マニアの中では、「栄光の001便」とも呼ばれるとかなんとか。
フライトスケジュールは以下。
10:40 成田空港発
9:15 ワシントン・ダレス空港着
(フライト時間合計:12時間35分)
アメリカ東海岸へ向かうフライトですので、当然フライト時間は12時間を超えます。アメリカ東海岸と日本の時差は14時間(サマータイムが適応される時期は13時間)。したがって上記スケジュールの通り、成田を出発するよりも前の時間帯が到着時間となります。
SFCの特権!事前にプレミアムエコノミーにアップグレード!!
ワシントン・ダレス空港へ飛び立つちょうど24時間前、私たちはパソコンに張り付いていました。目的はそう、プレミアムエコノミーへのアップグレード・・・!
ANA便ではフライトの24時間前にオンラインチェックインができるのですが、その時にプレミアムエコノミーの席が空いていれば、エコノミークラスを予約していても、プレミアムエコノミークラスへ無料でアップグレードできる、というSFCの特権を利用したものです。
さて、アップグレードなるか・・・
・・・ドキドキ・・・
(祈りを捧げる二人)
成功!!プラチナ会員以上でないとプレミアムエコノミーへのアップグレードは出来ないかと思っていたんですが、試した甲斐があった!プラチナ会員ではなく、SFC会員でもアップグレードできちゃいました!(それだけ空いているという事ですかね?)
いざ成田空港入り
翌朝、成田空港に到着です。今回は京成スカイライナーを利用して成田空港まで来ました。他の旅人の姿を眺めながら、少しずつ旅行に行く実感が湧いてくる瞬間です。
出発ロビーに到着です。自動チェックイン機が並んでいますが、そちらには興味はなく・・・
そうです、このマークを探していたんです!今回はプレミアムエコノミーにアップグレードができたので、このカウンターでチェックインです・・・
イヤイヤイヤいや、SFCはビジネスクラスカウンターで搭乗手続きができるんです!エコノミーのカウンターが横目に見えます。フフフ、笑みが止まらない。
今回はプレミアムエコノミーの座席はもう確保してましたが、一応ステータス持ちなので、もしかするとビジネスクラスへのアップグレードがあるかもしれない・・・!!
よしっ、来いっっ!!
・・・・・・(祈りを捧げる二人)
グランドスタッフ「2名様でワシントン・ダレスまでですね。お預けのお荷物はおいくつですか?」
はい、アップグレードされませんでしたー!!!
(まぁそうだよなぁ、プレミアムエコノミーもエコノミーもガラガラだし・・・)
とは言っても、まだまだステータス持ちであればVIP待遇が受けられるはず!気を落とさず、次の場所へ向かいます!
優先レーン?SFCの人はどこに行けばいいの?
チェックインが終われば次は手荷物検査と出国審査です。こちらも国内線と同様に優先的なサービスが受けられるはず・・・あれ?優先レーンどこ??
これは違う・・・ここに入れるのは、ANAダイヤモンド会員のみ。SFCホルダーはお呼びではなさそうです。ANAのチェックインカウンターからだとよくこちらが見えるのですが、こちらに入れるのはダイヤモンド会員様のみです・・・。
ん?これ??もう少し歩いていくと、「PRIORITY LANE」の文字が!
近づいてみると・・・こちらにはちゃんとスーパーフライヤーズカード(SFC)も書かれています。この場所、なかなか分かりにくい。
まずはANAラウンジで腹ごしらえ
さて手荷物検査も出国審査も終えたところで、朝ごはんです。国際線といえばやっぱりラウンジ。今回はANA便なので、成田空港ではANAラウンジとユナイテッド航空のラウンジが使えますが、ユナイテッド航空のラウンジはイマイチなので、出発までANAラウンジを楽しむことにします。ラウンジに来るとやっぱりSFCを持っていてよかったな〜と実感しちゃいますね。この日は繁忙期でもなく、早朝だったためかかなり空いていました。
朝ごはんを食べていなかったので、早速オーダーしちゃいましょう。成田空港のANAラウンジでは、そば、うどん、カレーについてはオーダー制になっています。ヌードルカウンターがあるので、そこまで行ってカウンターの中の人に何が欲しいか伝えればOK.ラーメンやうどんなどいろいろありますが、ここはカレーです。JALはビーフカレーですが、ANAはチキンカレーです。酸味があるタイプのカレーですね。ジャガイモがゴロゴロ入っていてコクもあっておいしー!
パンも充実しています。カレーや麺類以外は自由にとっていくバイキングスタイルです。サンドイッチカラフルだな〜と思って眺めると、お茶やキャンディが並んでいました。フライドポテトとフライドチキン。中華もありました。
そしてカレーのおかわりです。(気のせいか一番初めのカレーより大盛り・・・)
いざ畿内へ
今回のプレミアムエコノミーのシートはこちら。プレミアムエコノミーの席の中でも、さらに足元がゆったりの一番前の席を選びました。ここで12時間過ごします!
画面はエコノミークラスよりはかなり大きいです。
日本ともしばらくお別れです。
お待ちかねの機内食?
離陸してしばらく経つとドリンクタイムです。
あんなにラウンジで食べたのに・・・また機内食です。というかもうワシントンDCは夜の10時すぎ、寝ないといけないのに、これ食べないと寝られない(いや、食べずに寝ようよ・・・)!
このお食事はエコノミークラスで提供されるものと同じです。こちらは洋食のメニュー。洋食ですが、日本の航空会社らしく巻き寿司も付いています。
ビーフシチューです。意外とコクがあって美味しいです。スモークサーモン。
巻き寿司。
サラダにはANA特製の和食ドレッシングが付いています。
クリームチーズとクラッカーも付いています。巻き寿司とクラッカーって組み合わせ、なんか変じゃない?
マドレーヌも付いています。こちらも日本らしく抹茶味です。
そして機内のお楽しみの一つでしょうか。ハーゲンダッツのアイスクリームです。食事が前にあってなかなか寝れませんが、ワシントンDCはもう夜です!いい加減寝ないと・・・!お腹いっぱいになりすぎると寝付けなくなってしまうので、機内食は一口ずつ食べる感じにして、寝る準備をしましょう!
・・・と思ったら、飛行機の前方からスイーツが。ビジネスクラスで提供されているスイーツのおこぼれが運ばれてくれではないですか。
CA「ビジネスクラスのデザートです〜いかがですか?」
やたらビジネスクラスを強調するCAさん。うわーなんかイラっとする。でもこれは食べない訳にはいかない・・・
ビジネスクラスのモンブラン
プニ男心の声(うーん、普通のモンブラン。食べなくてよかったなー)
ふと横をみると、ビジネスクラスのスイーツを全種類もらったジジイが。
隣のジジイ(ムシャムシャ)
ひたすら食べ続けています。
隣のジジイ(ムシャムシャ)
スイーツを食べ過ぎて洋服が真っ白に・・・。うるさいし気になり過ぎて余計眠れない・・・。
プレミアムエコノミーの乗り心地
気になるプレミアムエコノミーの乗り心地。
ANAのWebページにはプレミアムエコノミーについて、以下のように説明があります。
足元だけでなく、幅にもゆとりを持たせた快適なシートでワンランク上の余裕のフライトを
確かに足元もエコノミークラスよりは広々としてますし、幅も隣の人との距離が気にならないくらいの十分な広さがあります。
ただ足元は広々としていると言っても、体が大きい人や足が長い外国人の方が隣だと、結局隣の人に声をかけないと、窓側や真ん中の座席から通路側へは出られなさそうなスペースです(プレミアムエコノミーの一番前のシートであれば、もっと足元は広いので、そんな事はないと思います)。
座席はもちろんフルフラットにはなりません。座席を目一杯倒し、フットレストも目一杯あげてもフルフラットには程遠い。フルフラットではないので、自分のベストポジションを探すのに一苦労です。またフットレストは座席と同じレベルまでにはフットレストが上がりきらない。なので、足がそこまで休まらないです。正直「あって良かった!」というよりは「ないよりマシ(とりあえず使おう)」レベルでした。
プレミアムエコノミーで感じた正直な感想をまとめると以下です。
- フルフラットにならないので、結局腰が痛い
- 足元のスペースが言うほど広くない
アラスカ上空でオーロラを拝む
プレミアムエコノミーでのベストポジションを探しながら、ゴロゴロする事数時間。機体はアラスカ上空へと近づいているようです。
窓側に座っていたので、窓の外に目を向けると、なんとオーロラではないですか!
この時はまだ秋口でしたが、アラスカであればこんなオーロラが見られました。
もうすぐワシントンDC そして朝ごはん
もうアメリカは夜明けのようです。時差ボケ対策にはこれは目覚めないと・・・!
少しぼーっとしていると、機内が明るくなりました。朝ごはんの時間のようです。
朝ごはんは和食です。お腹いっぱいで全然食べたくない・・・。
意外と美味しいシャケと卵の2色丼。
ワシントン・ダレス空港到着
あたりはすっかり昼間の景色になっていました。もうワシントン・ダレスです。
プレミアムエコノミー感想
今回でプレミアムエコノミークラスに搭乗したのは2回目(1回目はJALのシンガポール・羽田便)。航空会社は違えど、やはりプレミアムエコノミークラスは疲れます・・・。ノンストレスで過ごしたいのであれば、やはりビジネスクラス以上を求める必要があるんだな、と実感したフライトでした。
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