【宿泊記】ザ・リッツ・カールトン香港クラブフロア滞在記~香港を一望できる高級ホテル~

どーもpunioです。
香港旅行を締めくくるホテルは「ザ・リッツ・カールトン香港」
香港の中で最も標高が高いところに位置する、ザ・リッツ・カールトン香港のクラブフロアに滞在してきました。素晴らしいサービスで、とても印象に残る滞在になりました。
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ザ・リッツ・カールトン香港は空港からのアクセスが抜群

ザ・リッツ・カールトン香港は九龍(カオルーン)という半島にあります。香港国際空港から乗車可能な「機場快線(Airport Express Line)」の停車駅としても設定されており、乗車時間は約30分で空港からのアクセスも抜群です。九龍にはSPG系列のホテル「W」など様々なホテルがありますが、ザ・リッツ・カールトン香港はICC(International Commerce Center)の102階~118階にあります。ホテルのフロントは103階になりますが、リッツカールトン香港専用のエントランスはICCの9階にあり、タクシーなどで乗り付けた場合はここ9階に直接到着することになります。
ちなみに、ザ・リッツ・カールトン香港を予約すると以下のようなメールが届きます。
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香港国際空港からザ・リッツ・カールトン香港まで送迎します。

  • テスラモーター Sリムジン 1,100HKD
  • メルセデスベンツ Sクラス リムジン 1,300HKD
  • トヨタ アルファード 6シート 1,500HKD
  • ロールスロイス ファントム 2,500HKD

ロールスロイスに乗ってみたいところではありますが、残念ながらチェックイン当日は香港島から向かうことになるので、泣く泣くあきらめることに・・・。ロールスロイスに乗るチャンスはあまりないので、もし都合が合えば乗ることをお勧めします。
私たちは機場快線(エアポートエクスプレス)の停車駅でもある九龍駅へ地下鉄で向かい、ICCのショッピングモールを通り抜けてザ・リッツ・カールトン香港へ向かうことにしました。
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地下鉄を出て「The Ritz-Carlton, Hong Kong」とかかれている看板を探します。この看板通りに進んでいくことにします。
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エレメンツは香港最大級のショッピングモールです。
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香港エレメンツの「水」というゾーンに出ました。ここから「金」というゾーンを目指して進んでいきます。
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看板に「金」という文字が現れてきました。
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ザ・リッツ・カールトン香港を目指してどんどん進んでいきます。
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ICCの9階にエントランスがあるザ・リッツ・カールトン香港なので、ひたすらエスカレーターで昇っていきます。
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やっと「The Ritz-Carlton, Hong Kong」に到着です。
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と、思いきや、まだエスカレーターがありました。ここを昇った先がエントランスとなります。
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エントランスも龍のようなオブジェがありゴージャス感があります。
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リッツカールトン香港のフロントに到着しました。今回はリッツカールトン香港のクラブフロアを予約しているのでクラブラウンジでチェックイン可能ですが、そもそも初めて訪ねたホテルでスタッフの方もクラブラウンジへ案内してくれずこちらでチェックインとなりました。

チェックインは日本語でも可能という情報がありましたが、最初に英語で話しかけてしまったためか終始英語でのやり取りとなりました。きっと、日本語で話しかければ奥から日本人スタッフが登場したと思われます。

私はマリオットゴールドメンバーなので、リッツカールトンでもお部屋のアップグレードがあるはずですが、スタッフの方がゴールドメンバーということを知らないようで有料のアップグレードを進めてきました。この時はまだ、ゴールドメンバー初心者だったため予約したお部屋のままにしましたが、今であれば交渉したでしょう。とはいえ、アップグレードといってもお部屋からの眺めが違う程度です。そこまでムキになる必要もないでしょう。

また、リッツカールトンとマリオットは同じリワードプログラムと思いがちですが、マリオットにある「ゴールド会員であればラウンジ使用可」「朝食付き」こういったメリットはリッツカールトンに宿泊する場合にはありません。ラウンジを利用したい場合はクラブフロアを予約し、朝食が必要な場合はクラブラウンジもしくは、有料のレストランを利用することになります。

チェックイン手続き後はアフタヌーンティーが行われているICC116階のクラブラウンジへ向かいました。それは、リッツカールトン香港のコンシェルジュに用事があったためです。

リッツカールトン香港のクラブラウンジとアフタヌーンティー

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リッツカールトン香港のクラブラウンジに到着すると、窓側に案内されました。最初にいただいたのはアールグレイです。というのも、ラウンジのコンシェルジュがほかのお客さんの対応中だったので一休みするため。

コンシェルジュがフリーになったタイミングで声をかけます。目的は香港オープントップバスツアー。ベルトラなどであらかじめ予約しておけばいいのですが、急に行きたくなったのでコンシェルジュ経由で申し込むことが可能なのか確認していただくことにしました。

リッツカールトン香港で取り扱っている香港オープントップバスはBIGBUSという会社でした。コンシェルジュの方がどのバスツアーにするか、チケットの購入先などを教えていただきました。しかも、香港オープントップバスのチケット売り場まで送迎してくれるというサービス付きです。念願のロールスロイスに乗る時が来たのかもしれません。チケットを買いに行くにはまだ時間があるとのことで、ラウンジで休憩することに。

リッツカールトン香港のクラブラウンジはドリンクが豊富

ザ・リッツ・カールトン香港のクラブラウンジは様々なフードプレゼンテーションが行われています。

  • ブレックファスト
  • ライトスナック
  • アフタヌーンティ
  • カクテルタイム
  • デザートタイム
  • レイトナイトスナック
6:30~10:30
11:30~14:00
15:00~17:00
17:00~20:00
20:30~22:30
23:00~6:00

どの時間帯にクラブラウンジへ向かっても、ラウンジ内にはセルフサービスのお茶やアルコール類が豊富に置いてあります。
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ペプシコーラや7up、ペリエや青島ビールなど。リッツカールトン香港のシールが貼られている水も冷えています。
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ワイン類も様々な種類があり、飲み比べも楽しいかもしれません。シャンパンはスタッフに言えばテーブルまで運んでもらえます。
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紅茶はTWGです。紅茶用のお湯はこの銀色のポットから注ぎます。TWGはシンガポールの紅茶でお気に入りのメーカーです。

リッツカールトン香港のアフタヌーンティー

アフタヌーンティーの時間にラウンジへ行くとそれぞれに専用のアフタヌーンティーセットが提供されます。このアフタヌーンティーセットが素晴らしいです。
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上段:サンドイッチ類
中段:春巻き・スコーン
下段:ケーキ・マカロン・ドーナツ・カヌレ
色合いも美しく、それぞれが丁寧に作られているように感じます。このような素晴らしいアフタヌーンティーを提供しているものリッツカールトン香港の特徴ですね。(他のホテルのラウンジだとセルフサービス。さらに悪いところだとクッキーなどアフタヌーンティーと呼ぶにはさみしすぎるところもありますからね。)
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もちろんアフタヌーンティーのセット以外にも、フルーツやデザートが用意されています。

リッツカールトン香港のカクテルタイム

アフタヌーンティーを楽しんでいたら、カクテルタイムの時間になっていました。
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前菜やサラダ。
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もちろん中華料理が用意されています。
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最近の流行なのか、ヌードルバーがありました。好きな具材を入れて作っていただくことができます。

リッツカールトン香港の送迎サービス

オープントップバスツアーへ向かう時間となったので、ICCの9階へと向かいます。エントランス付近でスタッフと思われる方に声をかけると、なんとその方がドライバーさんだったようです。
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登場したのはテスラモーターのSリムジン。ロールスロイスではないのが少し残念ですが、テスラも日本ではなかなか乗ることができない貴重な車です。乗り心地はかなり固めでスポーティーですがモーターで走行するためエンジン音が聞こえません。香港の道路の作りが悪いため結構揺れます。写真もブレブレです。
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後部座席にはドリンク2本とスマートフォンの充電器がありました。
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スマホが落ちないようにちゃんと枠がついています。
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ひじ掛けの中には冷たいおしぼりやハンドクリームなどがありました。車内ではWi-Fiも使用できるようになっていて、とても快適に過ごすことができました。

リッツカールトン香港のクラブデラックスルーム

リッツカールトン香港はクラブとつくフロアとそれ以外の部屋が用意されています。

  • デラックスルーム
  • デラックスハーバールーム
  • デラックスビクトリアハーバ―ルーム
  • グランドハーバールーム
  • グランドビクトリアハーバールーム
  • クラブデラックスルーム
  • クラブデラックスハーバールーム
  • クラブデラックスビクトリアハーバールーム
  • クラブグランドハーバールーム
  • クラブグランドビクトリアハーバールーム
  • デラックススイート
  • デラックスビクトリアハーバースイート
  • プレミアエグゼクティブスイート- ビクトリアハーバー
  • カールトンスイート ビクトリアハーバー
  • ザ・リッツ・カールトンスイート ビクトリアハーバーデラックスルーム

これだけお部屋の種類がありますが、クラブラウンジへアクセスできないお部屋に宿泊するというのは、ザ・リッツ・カールトン香港に宿泊する意味がないのではないかと思います。ただお部屋で休むだけであれば、もっとグレードの低いホテルで十分だと思うからです。ホテル内のレストランで楽しむ方法もありますが、それにかかる費用や雰囲気を考えるとクラブラウンジへアクセスできるお部屋がいいかと。
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お部屋に入ると丸いお皿がお出迎えしてくれます。そして、自動で開くカーテン。
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お部屋が一気に明るくなります。
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ただでさえ高い香港の高層ビル群を上から見下ろせるのはここリッツカールトン香港だけですね。ちなみに、ドアを開けるとカーテンが開くという演出は毎回行われました。正直1回でいいかなと・・・。
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ウェルカムフルーツはリンゴ・みかん・キウイ・マカロン・クッキー(パンダのプリント付き)です。
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窓側には1人用ソファーとデスクがあります。デスクにはコンセントもあり、スマホの充電に便利です。
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さすがリッツカールトン香港。ユニバーサルコンセントが常設です。変圧器が必要な場合は連絡すれば持ってきてもらえます。
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定番のネスプレッソとミネラルウォーター。
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ミニバーは有料です。これだけいろいろな種類が置いてあっても、クラブラウンジが利用できる私たちはどれ一つ利用しませんでした。
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男性用と女性用でサイズが違う?ふかふかのリッツカールトン香港スリッパ。
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バスローブもふかふかです。
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洗面台ダブルボウルタイプ。
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シャワールームはレインシャワーとハンドシャワー
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トイレは残念ながらウォシュレットは無し。
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広々したバスタブでゆっくりお湯につかることができます。
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アメニティはおなじみのAsprey
金色に輝いているものは歯ブラシや髭剃りなどが入っています。
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バスタブの奥にはバスソルトがありました。残念ながらこのバスソルトはお持ち帰り不可のようです。

リッツカールトン香港最上階でプールを楽しむ

リッツカールトン香港の最上階(118階)にはフィットネスジムとプールがあります。ここは宿泊者ならどなたでも利用可能ですが、旅行に行くときに水着を持っていく方が少ないからか、それほど混雑はしていませんでした。また、男性側はドライサウナ、女性側にはスチームサウナが設置されています。

営業時間
フィットネス: 24時間(お部屋の鍵をフィットネス入口にかざす)
プール: 6:00~22:00

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受付カウンターには誰もいませんでした。更衣室へ向かい、早速プールへ。
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昼間だと窓の外の景色を楽しめますが、夜なので真っ暗です。
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窓側にもシートがあり、そこから外の風景を楽しむことができます。
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香港島の夜景を楽しむこともできます。
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さらに奥に進むとジャグジー風のプール。
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さらに奥へ行くと外に出ることができます。外といっても、屋根がないだけで回りはしっかり囲われています。これはジャグジー風露天風呂で、結構暖かい温度設定になっていました。
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プール使用後は脱水機で水着の水分を切ることもできます。
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ドライヤーやスプレーなどのアメニティーもありました。

夜のクラブラウンジへ潜入

ここリッツカールトン香港のクラブラウンジは24時間営業の為、いつでも楽しむことができます。カクテルタイムとは少し違った雰囲気がありました。
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広々した空間にはほとんど人がいません。
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遠くを眺められる望遠鏡もありました。
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ドリンクやちょっとしたおやつもありました。
ラウンジは24時間営業しているのでいつまでいてもOKです。

リッツカールトン香港クラブラウンジの朝食

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朝食は118階のクラブラウンジでいただきました。チェックイン時に102階のザ・ラウンジ&バーでも朝食サービスを行っているが、1人当たり170香港ドル+10%のサービス料。とのことで、今回はラウンジで朝食となりました。
最初に目につくのがこのデニッシュたち。サクサクでとっても美味しそうです。
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チーズやハムなどもいろいろあります。
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ホットミールもあります。おかゆもありました。
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ティーカップにはリッツカールトン香港のロゴマークが。
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シリアルもいろいろあります。
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朝からお酒も頂けます。この付近をうろうろしていたら、ドリンクはいかがですかと声をかけられたのでオレンジジュースを頼みました。
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席までオレンジジュースを届けてもらえました。どれもおいしくて朝から食べ過ぎてしまいます。
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外はあいにくの曇り。でも太陽らしきものが見えます。もしかしたら雲よりこの建物のほうが高いのかもしれません。
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雲の切れ間から地上がかすかに見えます。
リッツカールトン香港はリッツカールトンの中でも最も位の高いティア5に属するホテルです。日本でティア5に属するリッツカールトンは、リッツカールトン東京とリッツカールトン京都の2つです。東京のリッツカールトンも居心地が大変よく、リッツカールトンを選択すれば外れはないなと確信できます。

リッツカールトン香港各レストラン営業時間

最後にリッツカールトン香港の各レストラン営業時間を紹介します。旅行の参考まで。(2017年5月時点)

Ozon(オゾン)118階

最上階レベル118階に位置し、世界一の高さを誇るバー。シグネチャーカクテルとアジアンタパスはもちろん、スタイリッシュな音楽とビクトリア湾の景色をお楽しみいただけます。

ブランチ:12:00~15:00(日曜日)
ナイト:
17:00~1:00(月曜日~水曜日)
17:00~2:00(木曜日)
17:00~3:00(金曜日)
15:00~3:00(土曜日)
17:00~2:00(祝日前夜)

営業時間が細かく分かれているので訪れる際はお気を付けください。

Cafe103(カフェ103)103階

チョコレートをテーマにしたラウンジ。お飲み物、アフタヌーンティーをメニューに色々お揃えしております。優雅で落ち着いた雰囲気の中、シグネチャーチョコレートアフタヌーンティー、ランチブッフェとディナーブッフェをお楽しみいただけます。

ランチブッフェ:12:00~14:00
チョコレートアフタヌーンティー:15:30~18:00
ディナーブッフェ:18:30~22:00

TOSCA(トスカ)102階

スタイリッシュで豪華なインテリアに、南イタリア料理をお楽しみいただけます。オープンキッチンと高い天井で開放感があふれ、至極なダイニング体験をご堪能下さいませ。

ランチ:12:00~14:30(月曜日~土曜日)
サンデーブランチ:11:30~15:00(日曜日)
ディナー:18:00~22:30

Tin Lung Heen(天龍軒)102階

最優秀なキッチンスタッフより本格的な極上の広東料理をご用意しております。伝統的な香港式飲茶と厳選された中国茶も洗練された雰囲気の店内で、お楽しみくださいませ。

ランチ:
12:00~14:30(月曜日~金曜日)
11:30~15:00(土曜日・日曜日・祝日)
ディナー:18:00~22:30

The Lounge and Bar(ザ・ラウンジ&バー)102階

落ち着いた雰囲気で、朝食をはじめとしたオールデイダイニングをゆったりとお楽しみいただけます。世界各地から厳選された紅茶やコーヒー、シグネチャーアフタヌーンティーをご提供いたします。生演奏に耳を傾けながらくつろぎのひと時をお過ごしくださいませ。

朝食(ブッフェ):
6:30~10:30(月曜日~金曜日)
6:30~11:00(土曜日・日曜日・祝日)
アフタヌーンティー:
15:00~18:00(月曜日・木曜日)
14:00~16:00/16:30~18:30(金曜日)
12:00~14:00/
14:15~16:15/
16:30~18:30(土曜日・日曜日・祝日)
オールデイダイニング:
11:00~24:00
生演奏:
15:00~18:00/
20:00~23:45(火曜日~日曜日)

THE RITZ-CARLTON HONG KONG案内状より引用

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